【関東】思い立ったらすぐ登山｜筑波山に行ってきた

今日になりたての深夜零時頃、愛しの妖精マルコから「明日オフになったから山行かない？」と連絡が。そういう誘いだいすき！高尾山は？尾瀬は？奥多摩は？といろいろ案が出たものの行きやすさ重視で目的地を筑波山に決定。そうと決まれば行き方、値段、時刻表、天気、調べるのはお手の物。30分ですべてが決まって数時間寝てまちあわせ。

6時の空。朝日観たのひさしぶり。空が洗われていく。おはよう。

つくばエクスプレスのお得切符を使って、東京から茨木まで40分！バスに揺られてつつじが丘の登山口へ。天気は快晴。

1時間程度のハイキングを経て、877ｍ 女体山山頂へ到着。パラグライダー御一行様が優雅に空中散歩をしていた。このあたり、パラグライダースクールが多いんだって。

女体山山頂にて。写ってないけど、人いっぱいいた。

向こうに見えるが男体山山頂。女体山、男体山というふたつの畝を歩いて、両山頂に到達しておつかれビールを飲んで（甘たれ）ケーブルカー下山後、露天風呂でのびのび。

良さげな道に引き込まれてずいずいと民家の間を歩いていたら行けども行けども見つからないバス停。道を尋ねた軒先の人が、わかりづらいからって車で送ってくださり「また来ます！」と約束したお別れもあった、いい日だった。

フォトジェニックまるちゃん。

秋の夕暮れどきの日射しは、柔らかさが加わっていい光。ニットやストールで首筋を被うのが気持ちいい季節になってきた。

---

たくさんの人で賑わっていたのだけど（登山道が狭いというのもあると思う）そこにいる人たちの目的が明瞭でひとつだと、ちっとも不快にならないねという話をした。そういえばライブとか、お祭りとかもそうだもんね。混沌とした、彷徨う感じのエネルギーに時々ちょっと疲れてしまうのかもしれない。

すれ違う人と「こんにちは」の挨拶をし合って、自力登山をがんばるちびっこをまわりの大人が優しい眼で見守っていた。お弁当を広げる家族とか、からからと鳴る水筒の氷の音とか、そこかしこに明るいエネルギーが満ちていていっぱい吸い込んだ気がする。

足を進めたら前に進むから、少しずつでも歩みを進めるにこしたことはないね。