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【宇都宮】細かな意匠に心がときめく|栃木県庁昭和館に行ってきたよ

ひょんなことから宇都宮記事パート3(はそれぞれこちら)

大谷資料館のあと時間が余っていたので無料公開されている栃木県庁昭和館へ。設計者は、日比谷公会堂早稲田大学大隈記念講堂の設計で知られる佐藤功一氏。昭和38年から約65年間使われてきた4代目県庁舎を、5代目を建設するにあたって移設・復元したもの。

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玄関ホールを抜けると明るい光が差し込む。

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4階にある正庁。ふわふわの絨毯と、存在感はあるのだけど主張しすぎない落ち着いた装飾に、思わず声をあげた。

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廊下。彫りの入ったタイルが壁に巡らされている。

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3階の貴賓室。床はなんと寄木細工。

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喫茶スペース。平日はふくしレストランとしてランチも提供してくれるそう。

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細かな意匠にも工夫がたっぷり凝らされている。足下の階数表記。

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左上から廊下の壁に使われているタイル。正調庁の絨毯、天井装飾、壁紙。

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階段部分のステンドグラス、建設当時の図面を参考に復元した手摺飾り、非常口の採光にまで気を遣っている。凝らされた工夫に目を向けると、宝探しのようにわくわくする。餃子だけじゃないぞ、宇都宮。

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数ある装飾のなかでいちばんときめいたのはこれ。正庁のドア。go to heaven.

栃木県庁 昭和館

宇都宮市塙田1-1-20 ※栃木県庁と同じ敷地内

平日8:30〜17:15まで(土日祝は午前10:00〜)
開館日の確認はこちら

 

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