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【関東】焼き物の産地|秋の益子陶芸市2014に行ってきた

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秋晴れのもと、早起きをして再・えっちらおっちらで今度は栃木県益子町へ。GWと秋に開催されている大陶器市に行ってきた。

益子は、益子焼きで知られる陶芸の産地。後の人間国宝濱田庄司さんがこの地に移住し、民芸運動を進めるかたわら地元の工人たちに大きな影響を与えたことから益子焼は、それまでの「日用の道具としての焼き物」から、「芸術品」としての側面を持つようになったそう。(益子観光協会のホームページより)

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益子に来るのは2回目。
前回の目的はstarnetだったので駅で電動サイクルを借りてびゅーんと。今回の目的、陶器市は駅から歩いて2km圏内で開催されていること+至るところにお店があって止める場所もないので徒歩散策がおすすめ。(電動自転車は1日800円で、益子駅でレンタル可)

今年の陶器市は11月1日(土)〜4日(火)まで。例年、春のGWと秋の文化の日前後に開催されていて、500ものテントがメインストリート付近のあらゆる場所に設置されている。

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陶器だけじゃなくて、ガラスものや

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木の器なんかも。

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B級の掘り出し市もあれば、作家さんの一品が並ぶテントも。

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地元の農産物やお母さんたちが振舞うそばやうどんテントなどもあり食べるものには全く困らなかったよ。名産らしい「にっこり」という名の梨、食べ歩きサイズ100円がうれしい。

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休憩スペースが設置されていたり、シルバーさんや地元の高校生が案内所や荷物預かりをしていたり、細やかな気配りで成り立っている印象。人出は例年春・秋あわせて60万人というだけあって、たくさんいたけどみんながにこやかで気持ちのいい市だった。

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おしゃれなお店も増えていてなにもない日に行っても楽しめる町。前回ふらりと立ち寄って感動したパン屋さん、えみぱん。その場でジャムを詰めてくれるコッペパンが人気でひと家族7個までの制限付き。11:00開店。

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戦利品。コッペパンは道すがら食べた。千日紅のドライフラワー、えみぱんのビスケット、よしざわ窯の器。ほしいなあ、どうしようかなあ、と悩んだ器は数知れず。

近隣の笠間も焼き物の産地で(というより益子焼きの起源は笠間焼き)強者は「かさましこ」巡りをしたりするそう。笠間の陶器市は毎年GW近辺に開催されている。両産地には、秋葉原から関東やきものライナーなる高速バスが出ているのでアクセスもよし。

まとめ

  • なるべく公共交通を使うべし
  • 楽なのはバス(関東焼き物ライナー)、長くいたければ電車を選択
  • 車で行く人は早めに行くべし。混雑、渋滞は覚悟すべし。
  • 両手が空くカバンで行くべし
  • ところ狭しと器が並んでいるのでなるべく荷物は少なめに
  • 飲食の出店も多数なので食べものには全く困らない
  • 私の目が輝いたのは陶芸メッセ遺跡広場
  • 暑くなったり寒くなったりするので服装には気をつけて
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