Serendipity

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【アート】写真家・ホンマタカシの新作展『都市へ / TOWARDS THE CITY – camera obscura study -』@馬喰町

ここのところよく訪れている馬喰町(読めない地名上位だと思う。バクロチョウ)。繊維問屋としても知られるこの街は、近年小さなお店やギャラリーがぽつぽつとオープンしていて東東京のおしゃれスポットとしても知られている。

そんな馬喰町・アガタ竹澤ビル1Fと地下1FのギャラリーTARO NASUで開催中のホンマタカシの新作展『都市へ / TOWARDS THE CITY – camera obscura study -』を観てきたよ。

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白い壁が美しいアプローチ。黒い階段を下っていくと展示空間が広がっている。

「都市へ / TOWARDS THE CITY - camera obscura study - 」と名付けられた今回の新作展は、21_21 design sight「活動のデザイン」展を皮切りに、TARO NASU、CNACと開催時期と場所をずらしながら展開される一連のシリーズともいえる展覧会の第二弾となります。

東京にはじまりハワイ、ニューヨーク、遠くはインドまで、ホンマタカシの写真が紡ぐ都市をめぐる考察のうち、本展は東京とニューヨークを中心とした約10作品で構成されています。
それは、都市の一角、ホテルなどの高層建築物の一室をピンホール・カメラ化してとる写真、すなわちホンマ自身の言葉によれば「都市によって都市を撮影する」という試みでした。

クリップでとめただけのもの、アクリルを使ったもの、展示方法が斬新な展覧会だった。予定の合間に立ち寄っただけだったので駆け足でさらりと。

ギャラリーと同じビル、アガタ竹澤ビルには靴下やドイツ雑貨、ダイナーなど小さなお店がいくつか入っている。私は402号室のオランダ雑貨店deshimaさんがすき。

周辺にはカフェや雑貨屋さんもあるので散歩しながら楽しむことができる。問屋街で日曜休みのところも多いので行く前には開店情報のチェックをおすすめします。

一週間に3回の馬喰町行脚で出会ったイチョウの木。こうなったら散るところまで見届けたい。

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