【アート】CITIZEN "LIGHT is TIME" ーミラノサローネ2014 凱旋展ーを観てきたよ
青山・スパイラルで展示中のCITIZEN "LIGHT is TIME" ーミラノサローネ2014 凱旋展ーへ。毎年4月にイタリア・ミラノで開催される世界最大級の見本市「ミラノサローネ」に出展された同作品は、「ベストエンターテイニング賞」と「ベストサウンド賞」の2部門を受賞。満を持しての凱旋展示となったのでした。
インスタレーションに使われているのは、時計のすべての部品を支える基盤装置である地板。65,000個もの黄金の円盤が広がる世界は、圧倒的な空間だった。
地板。この穴の一つひとつに意味がある。
スパイラルの螺旋階段によく合っていた。ここならではの展示になるよう、一から考え直されたそう。
上下に設置されたLEDの色味が音楽にあわせて変化する。
これらをみてわかるとおり、とってもフォトジェニック。たくさんの人がカメラ片手に魅入っていた。撮った写真はすぐにいろんな媒体にアップロードされ、人の力で広がっていく。
このインスタレーションのほかに、「時計をつくる」製造の展示『Manufacture d'horlogerie』、ビッグバンから最新の衛生電波時計までの時の進化『TIME EVOLUTION』なども展開されている(が、人多すぎて断念)。
好評につき28日(金)までの展示延長となったそう。27日からの「美しい暮らしの学校 ー北欧と日本の生活デザインー」も楽しみ。去年まで展示の仕事に携わっていたこともあって、どうやって設営・撤収するのか、仕舞うときに基盤は絡まないのか、そんなことが気になってしまう。