Serendipity

睡眠と太陽とおいしいごはんがあればそれでしあわせ。ときどき本や映画の話。

【東北】はじめての湯治宿「矢作温泉元湯 鈴木旅館」&食べもの記録

今回宿泊したのは陸前高田鈴木旅館

素泊まり1泊2500円という格安価格ながら(暖房なしの部屋だったため実際はこの値段からさらに割引されていた)部屋には冷蔵庫も浴衣もお茶のサービスもあって快適だった。フロントはWIFIが飛んでいるし、延長コード貸出サービスもあり。売店では簡単なおかしやおつまみが売られている。

f:id:aypn74:20141107224409j:plain

なんでこんなに安いのかというと湯治宿でもあるからだそう。食事付きの宿泊も可能(1泊2食6000円)だが、自炊湯治客も大歓迎とのこと。館内には調理場もある。

湯治(とうじ)とは、温泉地に長期間(少なくとも一週間以上)滞留して特定の疾病の温泉療養を行なう行為である。湯治場は短期の観光客や保養客を相手にしていないため、山間僻地の質素な温泉地が多い。

湯治に魅かれていたという、つげ義春の漫画を思い出した。

つげ義春の温泉 (ちくま文庫)

つげ義春の温泉 (ちくま文庫)

 

f:id:aypn74:20141107230118j:plain

宿の目の前、秋まっさかり。
お風呂時間(5:00〜21:00)に間に合わなかったので翌朝入浴したらお風呂の窓から差し込む光がまるでご来光のようですがすがしい朝だった。お湯の温度はだいぶ高くしばらく経ってもからだがぽかぽか。

---

食べたものメモ

f:id:aypn74:20141107230449j:plain

さんまの刺身。新鮮じゃないとできない食べ方。陸前高田カフェバーわいわいにて。

f:id:aypn74:20141107231033j:plain

石巻海菜魚(みなと)にて。同行者に「魚の王様はタラ」だと豪語された。

f:id:aypn74:20141107231258j:plain

盛岡駅前にてじゃじゃ麺。私は冷麺派。岩手は麺文化。食べ終わった器に卵を溶いてスープを入れて飲み干す。

f:id:aypn74:20141107231659j:plain

陸前高田でお味噌やお醤油をつくる老舗・八木澤商店の醤油を使用した割り醤せんべい、醤油ドーナツ、醤油ソフトもおいしかった。

f:id:aypn74:20141107232203j:plain

パーキングで買った巌手屋の割りしみチョコせんべい。パッケージもかわいくておみやげにも良さそう。

おかげさまでいつもたくさんのものを吸収させていただいているので還元したい気持ちでいっぱい。さて、どうしていくものか。

 

関連記事